歴史

歴史資料ネットワーク・編

サイズ：四六判・ハードカバー
ページ：272P
ISBNコード： 9784343000347
発行日：1999年12月

清盛の福原遷都をはじめ平家興亡の舞台となった時代の神戸を、永井路子、足利健亮ら多彩な執筆陣により再現。

■目次
平清盛と福原京の時代
清盛時代の大輪田泊と福原、和田京
地中から語る清盛の時代
福原の夢 清盛と対外貿易
古代国家と神戸の港
清盛塚石塔と鎌倉時代の兵庫津
『入船納帳』と兵庫津の街並み
「関屋町」と中世の港湾管理
禅宗寺院と中世神戸の国際交流
古記録にみる近世初頭の被災と復興
など

■著者紹介
・永井路子
小説家。東京都生まれ。1964年「炎」によって直木賞を受賞。古代・中世をあつかった歴史小説に現代感覚を盛り込み、女流文学賞・菊池寛賞・吉川英治文学賞ほかを受賞。平清盛や平家物語を対象にした作品には、「波のかたみ」「古典の旅7 平家物語」(講談社)などがある。他に「永井路子歴史小説全集」全17巻(中央公論社)など多数。
・足利健亮
元京都大学大学院人間環境研究科教授。1936年、北海道生まれ。 歴史地理学の立場から、古代都城や戦国城下町などの都市プランを復元、斬新な学説を次々と公表し学会をリードした。著書に「日本古代地理研究」(大明堂)、「中近世都市の歴史地理」 (地人書房)などがある。1999年8月逝去。
など