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神戸大学出版会

新刊

音楽劇の変遷を探る 上演記録からみる言語と地域の横断的研究

岡本 佳子、荒又 雄介、神竹 喜重子・編
サイズ:A5
ページ:232ページ
ISBNコード: 9784909364333
発行日:2025年3月
演劇や音楽は作品の上演自体が記録として「残らない」ため、その実態を知る手がかりは限られる。古代ギリシア劇の復興を目的に16世紀末のフィレンツェで誕生し、こんにちなお世界各地で上演されているオペラもその一つだ。その誕生から、いつ・どこで・どのような形態で上演されてきたのか? オペラ上演は劇場という場で、台本作家、作曲家、興行師、演出家、指揮者、美術家、演奏者、ダンサー、技術者等の大人数が関わる一大イベントだ——上演形態やその内容、頻度を決定づける諸条件や要素は無数にあるだろう。本書は主に劇場の上演記録を用いながら、17〜20世紀のヨーロッパ音楽劇のいくつかのケースについて、上演傾向とその変遷を探る試みである。

【目次より】
■第一部 劇場とその運営方針
 第一章 上演を記録しようとする意志の長い不在 ―シエナ初のオペラ上演を中心に 辻 昌宏
 第二章 グスタフ・マーラー 宮廷歌劇場監督の一年 ―ANNO収録の文書資料から 荒又 雄介
 第三章 リストのオラトリオ《聖エリーザベトの伝説》にみる歌劇場の機会上演 岡本 佳子

■第二部 レパートリーと上演傾向
 第四章 都市を横断するオペラ ―18世紀後半から19世紀初頭にかけてのドイツ諸都市におけるオペラ上演演目 大河内 文恵
 第五章 私立マーモントフ・オペラの上演分析 ―上演数、チケット収益などから見出される受容傾向 神竹 喜重子
 第六章 19世紀末から20世紀初頭の帝政ロシアにおけるヴァーグナー受容についての覚書 平野 恵美子

■第三部 デジタルアーカイブの活用
 第七章 上演演目データの整理・分類における諸課題 ―18〜20世紀のオペラ公演を例に 岡本 佳子、坂部 裕美子、神竹 喜重子、荒又 雄介、辻 昌宏、大河内 文恵、平野 恵美子、小石 かつら
 第八章 日本におけるオペラ公演の演目選定の現状 坂部 裕美子
 第九章 近年の音楽劇データベースの公開状況と活用 大矢 未来、岡本 佳子、大河内 文恵、荒又 雄介
定価:2,530(税込)

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