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歴史

新刊

孫文 華僑 神戸

安井三吉・著
サイズ:A5
ページ:192ページ
ISBNコード: 9784909364319
発行日:2024年8月
近代中国の革命家・孫文が神戸の地で「大アジア主義」の講演を行ってから100年、そして陳舜臣の生誕から100年。
二つの記念日をきっかけに、神戸と中国、日本と中国の関わりを改めて考える。

【目次から】
序章 誰も気づかなかった孫文最初の来神―1895年11月
第一章 孫文を迎えた人々
1 〝中山の大業は必ず成就すべし〟―三上豊夷
2 二人の楊寿彭
3 呉錦堂・王敬祥・楊寿彭
第二章 孫文を語りついできた人々
1 舞子の「天下為公」碑―元山清と池田豊
2 神戸華僑歴史博物館と孫文記念館の創設―陳徳仁
3 平和と友好を願う―林同春
4 神戸華僑華人研究会―山口一郎と長谷川善計
第三章 「大同の夢」を求めて―陳舜臣の孫文像
孫文という大きな存在/二つの画期・四つの契機/民族主義者から世界主義希求者へ―孫文像の変化/「慟哭の世紀」

安井三吉(やすい・さんきち)
1941年 東京生まれ
1972年 神戸大学講師(教養部)
2004年 神戸大学名誉教授(国際文化学部)
*孫文記念館館長、神戸華僑歴史博物館館長を歴任。
主要著書
『孫文と神戸』(共著、神戸新聞出版センター、1985、増訂版=2002)
『盧溝橋事件』(単著、研文出版、1993)
『落地生根 神戸華僑と神阪中華会館の百年』(共編著、研文出版、2000、増訂版= 2013)
『神戸港 強制連行の記録 朝鮮人・中国人・そして連合国軍捕虜』(共編著、明石書店、2004)
『帝国日本と華僑 日本・台湾・朝鮮』(単著、青木書店、2005)
最近の論文「中国2050の「夢想」」(『現代中国研究』43、2019)
「日中国交50年に寄せて 「知命」の「日中共同声明」」(『研究中国』16、2023)「戦後日本の社会運動と華僑」(陳來幸編『冷戦アジアと華僑華人』、風響社、2023)
定価:2,310(税込)

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