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神戸大学出版会

未来を拓くESG地域金融

家森 信善・編
サイズ:A5
ページ:224ページ
ISBNコード: 9784909364265
発行日:2024年3月
ポストコロナ禍において、地域企業が持続的に発展していくためには、環境、社会に対して配慮した経営が必要となってくる。本書では、こうしたサステナビリティ経営実現のため、E(environmental)S(social)G(governance)の観点から、具体的な取り組みを促進し支援する地域金融機関の役割をクローズアップする。第Ⅰ部では、日本の地域金融機関に焦点を当てるとともに、環境面での取り組みが先行しているヨーロッパの経験を学ぶ。第Ⅱ部は、「ESG要素を考慮した事業性評価の深化を通じた地域における事業者支援態勢体制構築の推進」というテーマで、神戸大学経済経営研究所と尼崎信用金庫が行っている共同研究の成果及びシンポジウムの内容を収録した。

●目次
第Ⅰ部 ESG地域金融の内外の取り組み
第1章 ESG地域金融の取り組み(家森信善)
第2章 地域の金融機関が脱炭素化へ取組む効果(尾島雅夫)
第3章 欧州グリーンディールと金融機関の役割(高屋定美)
第4章 ASN銀行の投融資におけるサステナビリティ方針の概要(橋本理博)

第Ⅱ部 神戸大学・尼崎信用金庫共同研究成果発表シンポジウム
第5章 シンポジウム
「地域の持続的発展と金融機関の役割-ESG地域金融の取り組み-」 基調講演録            
 ESG地域金融への期待(竹ケ原啓介)
 ESG地域金融と事業者支援(家森信善)
 ESG要素を考慮した事業性評価の取り組み
 -尼崎信用金庫の挑戦〈ツールの開発と活用〉-(田中直也)                      
第6章 パネルディスカッション
「地域の持続的発展のために地域金融は何ができるのか」 発言録
 
定価:2,530(税込)

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