歴史
神戸・阪神間の古代史
坂江渉・編/著
サイズ:四六判・ソフトカバー
ページ:308P
ISBNコード: 9784343006189
発行日:2011年4月
ページ:308P
ISBNコード: 9784343006189
発行日:2011年4月
「武庫川と猪名川の女神の争い」など30のトピックスにより、西摂地域の古代の姿を明らかにする。
本書では、日頃から共同研究をおこなっている文献史研究者と考古学者が、この地域の伝承や神話、六国史の記事、さらには考古学遺物(遺構)にスポットをあて、神戸・阪神間の古代史について、最新の研究水準にもとづく考察成果を書き上げた。八名の執筆者が、自分の専門分野や興味によって研究したテーマについて、何度か集まって議論を重ねた。それをうけて各自がまとめた原稿を、合わせて三十本以上の論考として示し、四つの地域別の章に分けて紹介する。(はじめにより抜粋)
■目次
神戸・阪神間のミナトと海人
大阪の住吉大社と神戸の「住吉」
「葦屋の乙女」と「茅渟男」 西摂と和泉
浜辺の美女伝承と神祭り 葦屋ウナヒ乙女
敏売崎でおこなわれた外交儀礼 神酒と肴の共同飲食
生田神社と長田神社
菟餓野と夢野 鹿のみた夢
神戸・阪神間の災害と古代国家 震災と水害の歴史
六甲山中で見つかった銅鐸 桜ヶ丘遺跡ほか
六甲山の呼び名 「ロッコウ山」と「ムコの山」
古代の湯治と有馬行幸
為奈の王族と王宮 王族の住まう地域、尼崎
為奈とタチバナとタヂマモリ伝承 尼崎の「立花」の地名
猪名湊と猪名川流域の古代氏族
尼崎の長渚崎と生島 砂州状の島々への呪術と祭祀
倭王権の摂津支配と凡河内氏
行基と伊丹
など
本書では、日頃から共同研究をおこなっている文献史研究者と考古学者が、この地域の伝承や神話、六国史の記事、さらには考古学遺物(遺構)にスポットをあて、神戸・阪神間の古代史について、最新の研究水準にもとづく考察成果を書き上げた。八名の執筆者が、自分の専門分野や興味によって研究したテーマについて、何度か集まって議論を重ねた。それをうけて各自がまとめた原稿を、合わせて三十本以上の論考として示し、四つの地域別の章に分けて紹介する。(はじめにより抜粋)
■目次
神戸・阪神間のミナトと海人
大阪の住吉大社と神戸の「住吉」
「葦屋の乙女」と「茅渟男」 西摂と和泉
浜辺の美女伝承と神祭り 葦屋ウナヒ乙女
敏売崎でおこなわれた外交儀礼 神酒と肴の共同飲食
生田神社と長田神社
菟餓野と夢野 鹿のみた夢
神戸・阪神間の災害と古代国家 震災と水害の歴史
六甲山中で見つかった銅鐸 桜ヶ丘遺跡ほか
六甲山の呼び名 「ロッコウ山」と「ムコの山」
古代の湯治と有馬行幸
為奈の王族と王宮 王族の住まう地域、尼崎
為奈とタチバナとタヂマモリ伝承 尼崎の「立花」の地名
猪名湊と猪名川流域の古代氏族
尼崎の長渚崎と生島 砂州状の島々への呪術と祭祀
倭王権の摂津支配と凡河内氏
行基と伊丹
など
定価:1,760円(税込)