社会・評伝

太田敏郎・著

サイズ：四六判・ハードカバー
ページ：164P
ISBNコード： 9784343004703
発行日：2014年11月

神戸で起業、不屈の精神でノーリツを日本の風呂のトップメーカーに育てあげた著者が一途でおおらかな「風呂釜屋人生」を綴った1冊。2008年5月初版

■目次
兵学校入校式　度肝抜かれた姓名申告
兵学校生活(上)　目を開いたまま居眠り
兵学校生活(下)　一日の終わりに涙を流す
敗戦で故郷へ　被爆直後の広島市街歩く
戦後いろいろ　若さにまかせ経験を積む
事業立ち上げ　「風呂は人を幸せにする」
最初の会社倒産　競輪に賭けゲームセット
資金集めに奔走　53万円の新会社で再出発
能率風呂鋳造部　またまた窮地を救われる
販売活動　寝袋持参、片道切符で
銀行取引　無借金経営の礎を築く
姉さん女房　親の反対乗り越え結婚
など

■著者紹介
太田 敏郎 おおた・としろう
ノーリツ名誉会長。1927(昭和2)年、姫路市生まれ。45年に海軍兵学校卒業。50年に能率風呂商会、翌51年に能率風呂工業を設立、専務取締役に就任した。その後、ノーリツの専務取締役、社長、会長などを歴任。また、財界では、神戸商工会議所副会頭(94-2004年10月)を務めたほか、神戸ルミナリエの運営に尽力している。神戸市東灘区在住。