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神戸大学出版会 (25件の登録商品)

未来を拓くESG地域金融

ポストコロナ禍において、地域企業が持続的に発展していくためには、環境、社会に対して配慮した経営が必要となってくる。本書では、こうしたサステナビリティ経営実現のため、E(environmental)S(social)G(governance)の観点から、具体的な取り組みを促進し支援する地域金融機関の役割をクローズアップする。第Ⅰ部では、日本の地域金融機関に焦点を当てるとともに、環境面での取り組みが先行しているヨーロッパの経験を学ぶ。第Ⅱ部は、「ESG要素を考慮した事業性評価の深化を通じた地域における事業者支援態勢体制構築の推進」というテーマで、神戸大学経済経営研究所と尼崎信用金庫が行っている共同研究の成果及びシンポジウムの内容を収録した。

●目次
第Ⅰ部 ESG地域金融の内外の取り組み
第1章 ESG地域金融の取り組み(家森信善)
第2章 地域の金融機関が脱炭素化へ取組む効果(尾島雅夫)
第3章 欧州グリーンディールと金融機関の役割(高屋定美)
第4章 ASN銀行の投融資におけるサステナビリティ方針の概要(橋本理博)

第Ⅱ部 神戸大学・尼崎信用金庫共同研究成果発表シンポジウム
第5章 シンポジウム
「地域の持続的発展と金融機関の役割-ESG地域金融の取り組み-」 基調講演録            
 ESG地域金融への期待(竹ケ原啓介)
 ESG地域金融と事業者支援(家森信善)
 ESG要素を考慮した事業性評価の取り組み
 -尼崎信用金庫の挑戦〈ツールの開発と活用〉-(田中直也)                      
第6章 パネルディスカッション
「地域の持続的発展のために地域金融は何ができるのか」 発言録
◇家森 信善・編
定価:2,530(税込)

地域金融機関による企業支援の新しい展開 事業性評価に基づく人材マッチングの可能性を探る

グローバル化やIT化など社会の構造的変化により、多くの中小企業がビジネスモデルの変革に迫られ、必要な経営人材を求めている。一方、地域金融機関では資金的支援にとどまらず、業務範囲の緩和を機に企業への人材紹介業務に参入している。本書では、こうした人材マッチング支援が広がるなか、兵庫県内をはじめ全国の動向や事例を紹介し、その取り組みの意義や現状・課題について支援事業に携わる各機関の執筆陣が考察する。
◇家森信善・編 神戸大学出版会・発行
定価:2,970(税込)

SDGsの時代における価値と経済的価値

持続可能な社会を実現するために解決すべき問題を捉える 考え方を経済学から学ぶ

新型コロナウイルス感染症で発令された緊急事態宣言に より、経済活動はストップした。
経済的価値と社会的価値がせめぎ合うなかで、何を頼りに進むべき道を選択すればよいのか。
経済学がもたらす視座とは何か、経済学の潜在力と限界とは何かを問いながら、持続可能な社会の実現に向けた課題と解 決の方策について 2 人の経済学者が語る。
◇内田浩史、堂目卓生・著 神戸大学出版会・発行
定価:1,100(税込)

価値の創造を考える 2021年度神戸大学V.Schoolの取り組みの軌跡

「思索と創造のワンダーランド」へようこそ!

縦割りの学問領域に横串をさして、新しい価値創造教育を実践するために設置された神戸大学バリュースクール 2021 年度の取り組みを紹介。
◇神戸大学V.School・編 神戸大学出版会・発行
定価:2,640(税込)

財産権の大いなる誤解 開発における理論、現実、展開

アメリカの日本法・中国法研究の大家として知られるフランク・K・アッパム教授が神戸大学客員教授として滞在中に実施した、アジアの土地法改革に関する研究成果の翻訳本。
◇フランク・K・アッパム 著、金子由芳・入江克典 訳
定価:2,530(税込)

ヨーロッパ文化遺産研究の最前線

EU委員会の活動を基盤とした報告書『文化遺産研究の革新に向けて』の日本語版と、日本の読者に対して、その内容について理解を進めるための諸論考、座談会の記録などを合わせて収録。
◇ションコイ・ガーボル 奥村弘 根本峻瑠 市原晋平 加藤明恵 著・訳 神戸大学出版会・発行
定価:1,760(税込)

人文学を解き放つ

神戸新聞の連載「21世紀の人文学 神戸大学文学部リレーエッセー」を加筆・修正したものに、新たな原稿を追加。
「雰囲気」とは何か、「時間」とは何か、「ことば」とは、「ジェンダー」とは……
人文学が取り扱う内容の広さと共に、その面白さを伝えてくれます。
◇神戸大学人文学研究科・編 神戸大学出版会・発行
定価:1,980(税込)

ナチ・ドイツにおける労働動員 ―ドイツ人、外国人、強制収容所囚人:ユンカース航空機・発動機製作所を事例に―

第二次世界大戦中、ナチ・ドイツの航空機・軍用機生産においてトップメーカーであり、ナチズムの申し子といわれたユンカース社。

戦後姿を消し「忘れ去られていた」企業であるユンカース社に焦点を当て、ドイツ人の囚人や外国人捕虜が投入されるまでの状況、労働環境、収容所での生活環境などを取り上げる。



急逝した気鋭のドイツ現代史研究者が遺した、強制収容所システムや、ナチ体制下におけるドイツ社会に迫る研究書。
◇増田好純・著 大津留 厚・石田勇治・編 神戸大学出版会・発行
定価:4,950(税込)

コロナ禍の中小企業と法変化 揺れ動く日本・アジアの公助と契約文化

新型コロナウイルス感染拡大による行動規制は、経済活動の減退をもたらした。本書では日本の中小企業セクターを取り巻くコロナ禍の社会経済的リスクの状況、さらに近隣アジア諸国との比較の視点から、ポスト・コロナのリスク再配分についての国家の政策、法曹の役割、金融機関の対応などを検証し、コロナ禍における公助、自助のあり方を問う。
◇金子由芳・編  神戸大学出版会・発行
定価:3,520(税込)

山口誓子を知る―その生涯と俳句―

俳人・山口誓子の人生をたどり、折々で作られてきた俳句を紹介。

京都に生まれ、樺太で少年時代を過ごし、その後、東京や三重県などで過ごした彼の人生を振り返ります。
俳句の楽しみ方も合わせて紹介。
より深く誓子を知るためのコラムや、誓子が作詞した校歌や社歌、全国にある歌碑の一覧も掲載し、俳句初心者から研究者まで幅広く学びを得られます。
◇米田恵子・著  神戸大学出版会・発行
定価:1,980(税込)
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